創薬・育薬センターについて
センター長挨拶
病気の治療や予防のための「新しい薬」を開発する分野は、昨今目覚しい進歩を遂げています。これまで種々の薬が、有効性と安全性を高めるために基礎実験・臨床研究などを行い、最終的に人を対象として実施される『治験』に至っています。そしてこの治験で得られた安全性、有効性、用法、用量等のデータで裏づけされた『新薬』を提供することにより、皆様の生命や健康に大いに寄与できているのではないでしょうか。とはいえ、まだまだ既存の薬では十分な効果が得られていない領域がある現状も否めません。 『治験』とは、まだ不十分な治療効果しか得られていない、病気の治療や予防に役立つ薬を生み出す臨床試験です。厚生労働省の審査・承認の上、「病気で苦しんでおられる方」あるいは「次世代の方」のために、医療機関において皆様方のご協力のもと実施されております。 当院では、この『治験』による新薬開発に参加することにより、皆様の健康に寄与できるものと考え、2001年4月に、治験を専門とする部署として「創薬・育薬センター」を開設いたしました。 当センターでは、国際規模の臨床試験の厳しい実施基準に対応すべく、センター内に一般外来とは分離し専門の治験外来スペースを設置しております。治験協力者の方々が安心して参加して頂けるために、専属の治験コーディネーターを常駐させております。 治験は、参加して頂ける患者様の協力なくしては成立いたしません。当センターでは皆様から「信頼が得られる」「共感が出来る」「安心して参加が出来る」をモットーとし、またそれを目指しております。 私どもスタッフ一同は、治験に対してご理解・ご協力頂きました患者様のボランティア精神に報いさせていただくべく、また、よりよい薬が少しでも早く皆様方に処方されることを日々念頭において、今後も励んでまいります。
創薬・育薬センター長 中村 英助
組織図
センターへのアクセス
センターニュース
(587KB) |
(545KB) |
(802KB) |
(715KB) |
(742KB) |
(671KB) |
(616KB) |
(570KB) |
(622KB) |
(880KB) |
(859KB) |
(787KB) |
(1096KB) |