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人工透析センター

部署の特徴

透析センターは1993年4月に更生医療指定病院となり、血液透析を開始しました。
患者様の増加に対し、幾度科のベッド増床を行い、2011年10月31日には治療環境に加え、待合室や食堂などアメニティスペースに改善を目的とした増改築工事に取り組みました。
現在ベッド数は36床、感染対策として個室での治療も可能になっております。
透析医療では酒本貞昭 透析センター長を中心に、on-lineHDF専用機器の導入、治療中に運動療法への取り組み、近年増加傾向にある高齢透析患者様にはマイルドな治療の選択など、最新透析治療にも積極的に取り組み、各職種が自立し密接な連携を保つことにより、患者様一人ひとりに最良の治療を提供できるように努めています。
社会の一員として患者様の自立を考え、腎不全医療と種々な合併症に対応しております。
当院の特徴としまして、病院内に療養病棟を併設しており、透析とリハビリテーション治療を受け、自宅復帰を目指しています。
透析患者様も高齢化が進み通院で介助が必要な方には医療ソーシャルワーカーとの連携による介護保険サービスを利用した通院手段の確保にも取り組んでいます。我々人口透析センタースタッフは、患者様のニーズに合った、快適で安心できる透析医療を提供することにより社会復帰をサポートします。

水質へのこだわり

 
近年、透析医療においては安全かつ清潔な透析液を提供することの重要性が求められています。透析患者様が『元気で長生き』するために超純粋透析液が必須条件です。当院では、最新の機器を導入し専用の耐熱配管設備により熱水を用いた消毒を可能とし、消毒薬と組み合わせる事で洗浄効果を高め、よりよい透析液を提供するため透析液清浄化を実施しています。

設備紹介

DCS-200Si
多彩なモニタリング機能を搭載しており、治療中の血圧変化やバスキュラーアクセス(VA)トラブルなどの検知に有用であり、
血液透析だけでなく、オンラインHDFやオンラインHFの治療が可能です。
血液浄化装置 プラソート iQ21
血漿交換療法、血漿浄化法(二重濾過法、血漿吸着法)、吸着式血液浄化療法、血球成分除去療法、腹水濾過濃縮再静注法、および持続緩除式血液濾過術の各治療法に対応しています。
血漿浄化装置 MA-03
LDLコレステロールを血液中から取り除き血液の流れをよくすることによって家族性コレステロール血症、閉塞性動脈硬化症、巣状糸球体硬化症などの症状改善を行うLDL吸着療法に対応しています。

仕事内容

血液浄化療法

血液透析(HD)・血液透析濾過(on-lineHDF)

急性血液浄化法

持続的血液透析濾過法(CHDF)

アフェレシス療法

血液吸着(HA)・・・ET吸着(トレミキシン)、β2MG吸着(リクセル)
血漿吸着(PA)・・・LDL吸着(リポソーバ)

腹水濾過濃縮再静注法(CART)

血液浄化関連機器メンテナンス

人工呼吸器業務

高気圧酸素療法業務

ME機器管理業務

輸液ポンプ、シリンジポンプ、心電図モニター、体外除細動器

気をつけていることや思いなど

病院理念である『恵愛・信頼・貢献』の精神で患者様や地域に貢献できるよう、日々業務に努めています。
医療機器の専門職であるので、機器を通して他職種の皆さまとの連携を図り、患者様への治療に貢献できるように、機器の保守・管理にも努めています。

透析中に患者様の過ごし方

ベッドに備え付けのテレビがありますので、大半の方は持参したイヤホンを使用して、テレビ鑑賞をされています。その他は、睡眠・読書などをしています。
ご本人の持ち込みであればDVDポータブルでの映画鑑賞も可能です。
個人により異なりますが、多少の飲水や飴玉などの摂取は構いませんが、血圧低下防止のため、基本的に透析中のお食事は控えていただいています。

透析時間帯

月曜日・水曜日・金曜日2クール

午前の部 / 9:00〜
午後の分 / 14:30〜22:00

火曜日・木曜日・土曜日1クール

午前の部 / 9:00〜
※緊急透析は24時間体制となっています。

診察時間|CONSULTATION TIME
受付時間
午前 8:00 ~ 11:30
午後 13:00〜17:00
※泌尿器科新患の場合は11:00まで
※詳しくは外来担当医一覧表をご覧ください。
診療時間
午前 9:00 ~ 12:30
午後 13:30〜17:30
※土曜日は午前のみの診療
休診日/日・祝祭日
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