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自発痛

こんな症状ありませんか?
自発痛
 
 発熱の項目で精巣の痛みについては述べましたので略しますが、殆どの場合は陰嚢に痛みが発生した場合は精巣捻転症、急性精巣上体炎によるものです。自発痛、圧痛ともありますので診断は容易ですが、時として捻転症と精巣上体炎の区別がなかなか困難なことがあります。血流を見れる超音波の機械があれば診断の手助けとなることが良くあります。
 これらの補助診断を使っても診断不可能な事がありますが、精巣を助けるために試験切開をすることも稀ではありません。精巣捻転症の場合は診断が付けば反対側も精巣固定術をしておかないと反対側に発生した場合、性機能障害(妊娠不可能、勃起不可能など)が将来発生する危険性があるので診断治療は極めて重要です。
 尿道痛は炎症に伴う事が多いので診断は簡単ですが、時として尿道に放散する痛みがあります。下部尿路結石などの場合です。また稀ですが尿道海綿体炎および陰茎海綿体炎などが発生しますと痛みが起こる事があります。泌尿器科専門医受診が必要です。極めて稀ですが尿道に発生する癌がありますが、この場合痛みと出血で受診することがあります。進行が速いので速やかに診てもらいましょう。

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