現在募集中の治験
中村病院では現在以下の治験を受け付けています。
当院受診の際に医師へご相談いただくか、直接相談窓口へご連絡ください。
間質性膀胱炎 (2025-04-08 ・ 793KB) |
対象患者:間質性膀胱炎
対象年齢:18歳以上
対象者:間質性膀胱炎ハンナ型と診断された方
対象者:間質性膀胱炎ハンナ型と診断された方
ご相談・お問い合わせ
くすりが誕生するまで
くすりのもとになる物質の発見 基礎研究
製薬企業や医師が、病気の原因等を詳しく研究して「くすりのもと」になりそうな物質を探しだし、各種実験を通じて選別します。たくさんの実験を通じて、有効性が期待できるものを選び出します。
動物で研究や試験を実施 非臨床試験
選び出された物質を、まずは動物で試験します。効き目があり、安全性が確認されたものだけが「くすりの候補」として次の段階へ進みます。
人で効き目や安全性を調べる 治験
「くすりの候補」が、人を対象に使われます。厚生労働省に治験の計画を申請し、認可を受けたうえで、倫理面・安全面に最大限配慮して慎重に実施されます。
国の審査と承認を受ける
治験の結果は、国に提出され、効果・安全性などを厳しく審査されます。承認を受けると「くすり」として使えるようになります。
くすりの誕生
国の承認を受けた薬が販売され、ようやく一般の患者さんにも使われるようになります。販売後も、さらに多くの方に使用してもらいながら、効果や安全性の調査は続けられます。
治験とは
国(厚生労働省)から「くすり」として認められるために行われる、人を対象とした試験のことです。
治験は、安全性や効果を段階的に確認していくために、3つのステップに分かれています。
第Ⅰ相試験(フェーズ1)
健康な成人
「くすりの候補」を少量から投与し、徐々に増やしていきながら、安全性や体への影響(吸収・排泄など)を調べます。
第Ⅱ相試験(フェーズ2)
少数の患者さん
「くすりの候補」の効き目や安全性、使い方(用法・用量・投与期間)について調べます。
第Ⅲ相試験(フェーズ3)
多数の患者さん
「くすりの候補」と既存の薬やプラセボ(偽薬)を比べて、より効果があるか、安全性に問題がないかを確認します。
プラセボとは?
見た目は「くすりの候補」と同じですが、薬の成分は含まれていないものです。くすりによる効果かどうかをはっきりさせるために使われます。治験ご参加の流れ
診察と説明
治験の参加条件に合いそうな患者様に、治験担当医師からお声がけをします。(ご自身からのお申し出もお待ちしております。)目的や検査内容、治験薬(くすりの候補)の効果や安全性などについて、詳しくご説明します。不明点やご不安な点があれば、納得いただけるまで丁寧にお答えします。
同意・署名
治験の内容をご理解いただいたうえで、参加にご同意いただける場合は、同意書に署名・日付をご記入いただきます。ご家族と相談してから決めていただくことも可能です。
参加条件の確認
治験ごとに、年齢・病気の状態・既往歴などさまざまな条件があります。診察や検査を行い、条件にあっているか確認したうえで、最終的な参加の可否が決まります。
治験薬の使用・診察・検査
治験期間中は、医師の指示に従って治験薬を使用し、決められた日に来院していただきます。その際、採血・血圧測定・問診などの検査を行い、体調の変化を確認します。副作用の早期発見のためにも、スタッフとこまめに連絡を取り合いながら進めていきます。
治験終了
治験薬の使用と検査がすべて終了したら、治験は終了です。必要に応じて、終了後も診察や検査を継続する場合があります。





